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「イルミ」で人々を笑顔に 学生が駅デッキを装飾

社会

公開:2017年12月7日

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ハートのほか、天の川(下)をイメージしたイルミネーションが駅を鮮やかに彩る=淵野辺駅北口デッキ
ハートのほか、天の川(下)をイメージしたイルミネーションが駅を鮮やかに彩る=淵野辺駅北口デッキ

 淵野辺駅周辺の3大学の学生有志らが住民とともに地域を盛り上げる組織「ふちのべ大学」のメンバーがこのほど、駅北口デッキから桜美林大学淵野辺キャンパスにかけての通路をイルミネーションで装飾し、注目を集めている。

 「ふちのべ大学ウィンターデコレーション」と名付けられたこの企画は、メンバーの出口茉奈香さん(青山学院大学3年)と矢野上萌香さん(同)が、同駅周辺のライトアップが乏しく暗いことに着目したのがきっかけ。イルミネーションによって周囲を明るくすることで、若者らの注目を集めSNSなどでその様子が情報発信されれば淵野辺の名が広く拡散され、知名度のアップで町が盛り上がってほしいと願い発案し、これまでふちのべ大学全体で準備を進めてきた。電球については大野北公民館が提供。例年は同公民館もイルミネーションを行うはずだったが、今回は実施されないことになったため、その電球を譲り受ける形で使われることになった。

 今回のイルミネーションのテーマは、淵野辺が町づくりに掲げる「銀河をかけるまち」に合わせた「銀河」。駅デッキ上に「milky way」(ミルキーウェイ)の文字やハートを装飾したほか、桜美林大への通路には天の川をイメージした電飾を施している。4日には点灯式が行われ、点灯とともに放たれたまばゆい光が参加者の目を楽しませていた。

 企画の実現を受けて、出口さんは「1カ月間点灯し続けるので、通りすがりの人がこれで笑顔になってくれたら」と話す。矢野上さんは、学生の発案企画が地域で実現できるのは協力的な地域住民や商店街がある淵野辺ならではの特徴とした上で、「イルミネーションで(町を盛り上げたいという)思いが人々に伝われば」と願った。

 点灯は来年1月14日まで行われる。時間は午後5時から翌1時まで。

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