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「攻撃の軸」見えず12位低迷 今季の反省、来季への糧に

スポーツ

公開:2017年12月14日

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 SC相模原は今年、創設10年目を迎えた。節目の年、チームは昨季途中から指揮を執る安永聡太郎監督の続投を決定。今季に向け、フロント側と安永監督が一体となりチーム編成に取組み、引退を含む20人近くの選手が脱退し、15選手が新たに加入。J2での実績豊富な選手が複数加入し、新体制発表会で望月重良代表は「今までで一番期待できるチーム編成になった」と胸を張った。

 しかし、今季の最終順位は12位。昨季の11位を下回り、過去最低順位を更新する結果となった。

 今季の戦績は9勝12分11敗。既に今季限りでの退任を発表している安永監督は先日4日に行われたシーズン報告会で「引き分け試合の半分を勝てば優勝争いに絡めた」と悔やんだように、1年を通じて勝ちきれない試合が多かった。

 その要因の一つが「得点力不足」。今季の総得点数「34」はリーグワースト4位。FWジョン・ガブリエルがチーム最多の7得点と一人気を吐いたが、攻撃の多くは個人の能力に依存。190cm級の選手3人を揃え、攻撃の軸になるはずだった高さを生かしたセットプレーからの攻撃も機能したとは言い難いものだった。

 クラブが掲げる「2020年までのJ2昇格」まで残された時間はわずかだ。来季は今季の反省を生かした戦いに期待したい。

岡根主将が振り返る1年&ベストゲーム

 岡根直哉主将は今季を振り返り「収穫は全員で守備ができたことで、大きく崩れる試合はなかったこと。課題は守備を頑張りすぎてチームとして点を取ることができなかったこと。終盤に走れなくなったりしてしまったので、もう少しボールを保持する時間を作りたかった」と話した。

 岡根主将が選ぶ今季のベストゲームは本拠地で栃木SCに1対0で勝利した第10節。「無失点で抑えることができた試合で、我慢して最後で一発決められたのでチームの狙い通りでしたし」と選出理由を挙げた。

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