トップリーグ自動昇格の切符をかけた「ジャパンラグビートップチャレンジリーグ 2ndステージ」がこのほど閉幕した。12月24日に行われた最終節をもって順位が確定し、1位のホンダヒートは降格から1年でのトップリーグ返り咲きが決定、3位となった地元クラブの三菱重工相模原ダイナボアーズは自動昇格を果たすことができず、最終入替戦へ臨むこととなった。
24日の九州電力キューデンヴォルテクス戦では、三菱重工の特長であるボールを大きく動かしたアグレッシブな攻撃が機能。計7トライを挙げて45対12のスコアで完勝した。だが前節までの連敗が響き、2位日野自動車レッドドルフィンズと勝ち点4差の3位にとどまった。
大会規定により、2ndステージ2〜4位のクラブはトップリーグ下位クラブとの最終入替戦に回る。3位の三菱重工はトップリーグ14位のクラブと激突。対戦相手は1月14日(日)に行われるトップリーグの試合後に確定する。運命の最終入替戦は1月20日(土)。会場は東京都、愛知県、大阪府、福岡県のいずれかで、最終入替戦に出場するトップリーグの所在地に近い会場で実施される。
三菱重工は過去5年連続、この最終入替戦で辛酸を嘗めている。昇格を後押しする市民の思いを背に今年こそ、2007年以来の悲願をめざす。