区内富士見在住の藤澤虹々可(ななか)さん(16)が、昨年11月初旬に米国・カリフォルニア州のエンシニータスで行われたスケートボードの大会「EXPOSURE2017」で、初出場で1位に輝いた。
「世界一大きな女子のスケートボードイベント」といわれ米国や豪州、ロシアなど各国から女子スケーターが集まるこの大会。「ボウル」「バーチカル」「ストリート」と3スタイルで競技が行われる中、手すりや階段、「バンク」と呼ばれる傾斜などを利用し技の難易度を競う「ストリート」の15歳以上クラスに出場した藤澤さんは、正確性を重視して予選では控えた大胆な構成を、決勝の場で披露。審査員から好評を得て、見事優勝を果たした。藤澤さんは「せっかく米国に行ったのだから勝ちたかった」と初優勝した大会を振り返った。
父親の影響で幼少期から橋本駅近くにある小山公園ニュースポーツ広場でスケートボードに励む藤澤さん。10歳の頃には高度な技を次々と決める動画がインターネットにあがり、話題になった。
今回、周囲の助言や協力を得ながらアルバイトなどで資金を貯め、初めて海外へ渡航。約1カ月間の現地滞在について、「すごく楽しく良い経験になった。米国は環境も整備されているし、行くだけで刺激的だった」と語り、「もっとスキルを高めて、プロとしてお金をたくさん稼げるようになりたい」と笑顔で話した。
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