スノーボードのワールドカップ(W杯)が20日にスイスのラークスで行われ、男子ハーフパイプ決勝で光明学園相模原高校1年の戸塚優斗さん(16)が2位に入賞し、平昌五輪の代表の座を確実にした。さらに今シーズンのW杯ハーフパイプ種目別チャンピオンにも輝いた。
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今季からW杯デビューを果たした戸塚さんは、昨年9月のニュージーランド戦で優勝し、「ハーフパイプ界の新星」とその名を世界に轟かせた。以後、12月の中国戦で3位、1月のアメリカ戦で3位、そしてスイスで2位と、出場した4大会すべてで表彰台に上がる快挙を見せた。
W杯初戦を終え帰国後の本紙インタビューで、「高さや技の精度をあと数カ月でどこまで伸ばせるかが勝負。新しい技にも挑んでいきたい」と答えていた通り、W杯転戦中にも大きく成長を遂げた戸塚さん。「まずは代表に選出されて、五輪の舞台で勝ちにいきたい」と力強く意気込みを語っていた。
卒業生に続き2人目
光明学園相模原高校からは、卒業生の齋藤慧さん(神奈川大学)も、すでにスピードスケート・ショートトラックの日本代表メンバーに選出されており、2人の横断幕が校舎にかかげられるなど、学校を挙げて平昌五輪への機運が高まっている。
平昌五輪は2月9日(金)に開幕。戸塚さんの出場する男子ハーフパイプは、2月13日(火)に予選が、翌14日(水)に決勝が行われる。
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