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市民要望受け再度説明会 鹿沼公園などの再整備

社会

公開:2018年1月25日

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 淵野辺駅南口周辺の公共施設を集約・複合化して鹿沼公園内に新施設を建設する計画案をめぐり一部で異論が相次ぐ中、市は市民からの要望を受けて16日、市立図書館で追加の説明会を開催した。

 市が示す「淵野辺駅南口周辺公共施設再整備・地域活性化基本計画」案では、老朽化が進む同駅南口周辺の公共施設である市立図書館、大野北公民館(大野北まちづくりセンター)、青少年学習センター、国際交流ラウンジ、あさひ児童館を複合施設にし、自転車駐車場とともに鹿沼公園に移設。併せて公園をリニューアルし都市公園の魅力を高めるほか、移転後の土地を民間に売却して経営ノウハウなどを生かしながら駅前商業地の活性化を図る方針で、平成34年度の供用開始をめざしている。

 計画案がまとまったのを機に、昨年12月に行われた市主催の説明会では参加した市民らから反対の声が噴出。満員で参加が叶わなかった希望者もいた。こうした中、区内在住の女性(32)が説明会の再開催を求め市に交渉。その後、SNSなどで協力の輪が広がったことも追い風となり、公園の利用頻度が高い子育て世代が参加しやすい午前中での開催となった。

 説明会では、初めに市が計画案について経緯や発案にかかわる背景を説明。施設規模、建設に関する試算を改めて示した。続いて質疑に移ると、反対やさらに具体的な計画案の詳細を求める声などが次々に。移転後に市の土地を民間に売却する案への反対や施設そのものの面積が狭まることへの危惧、駐輪場が駅から離れる不便さを訴える声、中には現状維持を望む声などもあった。

 発起人となって今回司会を務めた区内在住の女性は「疑問が疑問のまま。土地の売却資金を開発費に回すアイデア以外のアイデアはないのか。売らないで進めることがどうしてできないのか」と話すなど憤りを隠さなかった。

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