県政報告Vol.30 「災害に強いかながわ」の構築に向けて 自民党県議会議員 河本(かわもと) 文雄(ふみお)
未曽有の被害をもたらした東日本大震災から、はや7年を迎えようとしています。
この間も、大規模な自然災害が全国各地で相次いで発生しており、昨年7月には、九州北部豪雨によって多くの尊い命が失われました。本県でも昨年10月、台風21号により大きな被害が発生したところです。
また、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震など切迫性の高い大規模地震の発生が懸念されています。大規模な地震や津波、火災、局地的な集中豪雨、火山の活動など災害への備えは大変重要な課題です。
こうした中、現在開会中の平成30年第1回県議会定例会には災害時の応急体制の整備のため、次のような事業を実施するための予算案が提案されています。
かながわ消防初動対応力強化事業
県では市町村の協力を得て平成28年度から、大規模災害発生時に県内消防本部の応援部隊が迅速かつ的確に出動できる「かながわ消防」の仕組みをスタートしています。
この「かながわ消防」部隊のオペレーション機能を強化するため、119番通報情報や消防部隊の出動情報がリアルタイムで情報共有できる、かながわ消防初動対応力強化システム「Kアラート(仮称)」を構築します。
災害対応ロボット活用事業
県消防学校(厚木市)に整備中の、様々な自然災害現場の再現が可能な実践的訓練施設「かながわ版ディザスターシティ」において、土砂災害、山岳・水難事故など人が容易に近づくことのできない現場での災害対応ロボットによる迅速かつ安全な救出救助活動を推進するため、ドローン等を活用した教育および実動訓練を実施します。
県民のいのちや財産を守ることは何よりも大切です。県議会でもしっかりと内容を審議していくとともに、今後も県政活動を通じ、「災害に強いかながわ」の構築、危機管理体制をはじめとした防災対策の充実に向けて取り組んでまいります。
神奈川県議会議員 河本文雄
相模原市中央区東淵野辺
TEL:042-707-8836
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