並木小学校6年生の平石翔大さんがこのほど、国土交通省が主催する「平成29年度土砂災害防止に関する絵画・作文」の作文の部において最優秀賞である国土交通大臣賞を受賞し、8日、相模原市役所で県職員から表彰状が授与された。
平石さんは、新聞で昨年7月の九州北部豪雨被害を知り、「自分にも関わることができないか」と考え同コンクールに応募を決心。市危機管理課で自分の住む相模原のハザードマップを入手し、図書館で資料を収集するなどして調査した結果を作品「土砂災害犠牲者ゼロ」にまとめあげた。その行動力と冷静に災害を分析した考察力が評価され、作文・小学生の部において全国応募総数386作品の頂点に輝いた。
朝食時には子ども新聞を読むことが日課だという平石さん。今回の受賞以来、学校でのあだ名が「日本一」になったことを恥ずかしがりながらも「実際に調べてみないと、危険さがわからないことが本当に多かった。たくさんの集めた資料を表やグラフを使わず文章で説明する作業に苦労しました」と振り返った。
国土交通省では毎年6月を「土砂災害防止月間」と定め、災害への理解と関心を深めるため同コンクールを主催している。
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