さがみはら中央区版 掲載号:2018年3月22日号
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佐藤喬輔氏 独占インタビュー チームを体現した16年 三菱重工ひと筋、今季退任

スポーツ

(上)2007年シーズンのトップリーグ第6節・東芝戦。結果は一年で降格となるも、主将として力強くチームをけん引した(下)監督として指示を出す佐藤氏。選手に近い立場として個性豊かなメンバーを3年にわたりまとめあげた
(上)2007年シーズンのトップリーグ第6節・東芝戦。結果は一年で降格となるも、主将として力強くチームをけん引した(下)監督として指示を出す佐藤氏。選手に近い立場として個性豊かなメンバーを3年にわたりまとめあげた

 三菱重工相模原ダイナボアーズで選手、コーチ、監督として16年在籍した佐藤喬輔氏の監督退任がこのほど発表された。退任にあたり佐藤氏は本紙の取材に応じ、選手時代の思い出やチームへの思いを語った。

 早稲田大で黄金時代を築き、社会人では名門・新日鐵八幡で活躍した秀幸氏を父に持つ佐藤氏。そんな父の背中を追いかけるようにラグビーを始めた佐藤氏は、自身も國學院久我山高で全国優勝を経験し、早稲田大では関東大学対抗戦で全勝優勝を果たした。その後、仕事とラグビーを両立できる環境を求め三菱重工に入団。1年目からレギュラーに定着した。佐藤氏は「今思えば自分は生意気な小僧だったと思う。先輩方にはすごく可愛がってもらった」と入団当時を振り返る。選手時代のハイライトは、主将としてチームを初のトップリーグへ導いた06-07シーズン。その最高峰の舞台では力及ばず、1年で降格の憂き目にあうも「(主将として皆を束ねた経験は)自分を人間的に成長させてくれた」と話す。

契約最終年は「濃い一年」

 その後、09シーズンを最後に選手生活に別れを告げ、アナリストやFWコーチなどを経て15年に監督就任。ボールを大きく動かしてアグレッシブに攻撃するスタイルをチームに浸透させ、東日本リーグでは敵なしの地位を築いた。そして、3年を目途にチームを託されていた中で迎えた契約最終年。今年1月の最終入替戦ではコカ・コーラ相手に終始リードを奪うも、残り1分で同点に追いつかれ昇格を逃した。佐藤氏は一年を振り返り、「浮き沈みが激しい中で悩むこともあったが、最後は一つにまとまり入替戦へ臨めた。濃い一年だった」とし、チームに対し「どんどん力がついてきている。自信を失わず来季も頑張ってほしい」とエールを送った。

 このほど契約満了に伴い、16年在籍したチームを離れる佐藤氏。三菱重工について改めて問うと「切っても切れない。すごく愛しているチーム」と答えた。1月の最終入替戦後には敬愛する父から労いの言葉をもらい、佐藤氏もこれまでの感謝の気持ちを伝えたという。

 最後にファンに向けて、「毎試合、相手チームを上回るくらい皆さん足を運んでくださった。応援して頂けることはチームの財産。これまで本当にありがとうございました」とメッセージを贈った。
 

取材に答える佐藤監督=1日、三菱重工相模原製作所
取材に答える佐藤監督=1日、三菱重工相模原製作所

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