県政報告Vol.31 県政の課題を問う 自民党県議会議員 河本(かわもと)文雄(ふみお)
県議会第1回定例会で議決された平成30年度予算の主な概要について報告致します。
健康寿命社会実現に向けた未病改善の取組み
人生100歳時代を見据え、認知症の未病対策やオーラルフレイル対策等ライフステージに応じた未病改善の取組を推進。また保健医療データの収集・分析等、県と市町村連携の取組を通じ地域での健康づくり事業の効果的な実施を促進します。
中小企業・小規模企業活性化の推進
県中小企業・小規模企業の新規事業への取組みや新分野開拓など「攻めの経営」を促進。事業継承や人手不足などの経営課題に対し、経営状況が下降する前に企業自らが必要な対策を講じられるよう、県が早い段階からサポートすることで中小企業・小規模企業の持続的な発展を図ります。
農林水産業の活性化
生産基盤となる農地の集積や施設整備を推進。トップ経営体や担い手の育成・確保、県農林水産物のブランド力向上や鳥獣被害対策など安全・安心な食料を安定的に提供するための対策を講じることで農林水産業の持続的発展を図ります。また生産者の営農意欲を喚起し県民の都市農業への理解を促すとともに、農地保全を図るため生産緑地の多面的機能を強化する設備整備等に対し市と連携して補助していきます。
安全で安心なまちづくり
地域災害対策推進条例に基づく自助・共助の取組を一層推進するとともに、中長期を見据えた減災戦略に基づく対策に取組み、かながわ消防初動対応力強化システム(仮称・Kアラート)の整備などにより県民の生命、身体及び財産を守る、「災害に強いかながわ」をつくります。さらに地域防犯力の強化や犯罪被害者等への支援、県民と一体となった交通安全運動の対策などを実施。防犯カメラの設置促進なども進めながら犯罪や事故のない安全で安心なまちづくりを推進します。市内ではこのほど交番が南橋本、麻溝台の2カ所に新設、また警察官が増員されるなど治安面での充実が図られております。
ロボットと共生する社会の実現
「さがみロボット産業特区」の第2期(平成30年度から34年度)において県民の「いのち」を輝かせるため、ロボット関連産業の創出・育成に向けた特区の取組の「見える化」を推進。あらゆる分野で生活支援ロボットが活用される、ロボットと共生する社会の実現を目指します。
子ども・子育てへの支援
県内のどこででも「待機児童ゼロ」を達成するべく、保育士をはじめとする子育て支援人材の確保・育成や、保育所の整備など待機児童対策のより一層の推進に取組みつつ、幼児期の教育・保育における提供体制の確保、充実等に取組む市町村などを支援。併せて、子どもの将来が生まれ育った環境に左右されないよう、子どもの貧困対策にも取組んでいくとともに、私立高等学校など生徒学費補助金や青少年センター機能の充実を図ります。
ラグビーW杯および東京五輪等に向けた取組み
ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会と2年連続で大規模スポーツ大会の開催が予定されていることから、計画的な大会準備を進めるとともに、平成30年度からの3か年をスポーツに関する施策の集中実施期間に設定。新たに設ける補助制度等による全県的な機運醸成の取組を加速、拡大していきます。
この他、医療従事者の確保や人口減少対策にも積極的に取組み、様々な県政の課題を市や国と連携し問うて参ります。
神奈川県議会議員 河本文雄
相模原市中央区東淵野辺5-21-11
TEL:042-707-8836
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