学習や進路指導への利活用を目的に22日、上溝南高校の同窓会から同校へタブレット(携帯用情報端末)が寄贈された。
国では生徒の学力向上を図るため、初等中等教育における情報通信技術(ICT)を活用した教育を推進している。こうした中、同校ではアクティブラーニング(能動的学習)の視点を踏まえた学習指導や、生徒一人ひとりの進路希望の実現に向け注力しており、タブレットを配置した専用のコンピュータールームを設けるなどICT教育に積極的に取組んでいた。
タブレットを用いた授業や面談が「非常に有効」との教員の意見がある一方で、同校が所有するタブレットは数に限りがあるため、生徒が満足に利活用できない現状があった。そこで同校では、タブレット端末の購入を同窓会に打診。会長の赤間源太郎さん(7期生)ら同窓会のメンバーが快諾し寄贈に至った。
寄贈されたのは、キーボードを装着すればノートパソコンとしても使用できるタブレット計12台。同校では引き続き授業や進路指導などに役立てるという。
赤間会長は、「教育の質の向上や、正確な進路指導などにつながってくれれば」と話し、同校の程島宏美校長は「寄贈頂きとてもありがたい。生徒の可能性を広げ、高められるよう有効に活用したい」としている。
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