共和「翔成會」で学ぶ
共和、南区鵜野森に道場を構える日本空手道翔成會(しょうせいかい)に通う、齊藤佑真(すけざね)君(11)が5月20日に寒川市で行われた神奈川県春季少年少女空手道選手権大会「形個人戦 小学5年生男子の部」で準優勝し、初の全国大会出場を決めた。8月にある全国大会では神奈川代表3人のうちの1人として上位入賞をめざす。
形競技は、「演武する形」の持つ意味を理解した上で、その正確さや突き・蹴りの力強さ、スピードが競われる。5人の審判員が判定する。
8月東京武道館
春季大会は、昨年11月に開催された神奈川県大会の上位4人のみが出場できる。県大会で齊藤君は120人ほどの出場者の中で準優勝。一昨年は3位だった。
春季大会で優勝、準優勝の選手が8月4、5日に東京武道館(足立区)で開催の全日本少年少女空手道選手権大会(公益財団法人全日本空手道連盟主催)の神奈川代表に選ばれる。全国大会は通称「全少」と親しまれており、空手を志す少年少女がめざす大きな大会のひとつ。齊藤君は5歳のときから空手を学んでおり、小1の時から「全少出場」を目標としていた。
「気持ちと目線で」
4月はじめから右膝を痛め、練習を行えない状況が続いた。試合当日も万全の状態ではなかったが、「気持ちと目線で戦った」と振り返った。なお春季大会翌日が誕生日だったこともあり「ご褒美」として両親からニンテンドースイッチを買ってもらったそう。
同會は糸東流(しとうりゅう)の伝統派空手を指導しており、学生世界一になったこともある空手家、大澤美諭季さんの父、寛さんが師範を務めている。
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