神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

内閣総理大臣表彰を受賞した「NPO法人 相模原こもれび」の理事長を務める 高橋 孝子さん 南区東大沼在住 68歳

公開:2018年6月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

「奇跡の森」を未来へ

 ○…「思ってもいないことでびっくりした」。理事長を務める「NPO法人相模原こもれび」が、緑化活動についての功績を認められ、今年度の「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞。市民の憩いの場である「木もれびの森」を守り続けてきた成果が形となった。

 〇…自然豊かな土地柄にひかれ、子育てのために川崎市から相模原に居を移す。「森は子育てにいい」との持論通り、3人の子どもたちは森を遊び場にして育つ。しかし、彼らがひとり立ちをした頃、美しかった森が鬱蒼とした暗い森へと変化しているのに気付いたのが、森林ボランティアに興味を持ったきっかけだった。友人とともに市の森林ボランティア養成講座に応募、以来17年間「森づくり」の楽しさにのめり込み、木もれびの森の整備に携わってきた。

 〇…「特技はフラワーデザインとお昼寝。あと鍋こがし」と明るく笑う。花が好きで、フラワーデザイナーとして100人ほどの生徒を持っていた時期も。「フラワーデザインは自分を表現する手段」だという。趣味は映画鑑賞と「サザンオールスターズ」。月に数回は映画館に足を運んで、幅広いジャンルを観る。そしてサザンオールスターズは結成時からの大ファンで、コンサートにも頻繁に足を運んでいる。

 〇…同団体のメンバーは個性派揃い。「目指す場所が一緒の仲間がいてくれたから続けてこられた。今回の受賞も仲間のおかげです」。高齢化も進むが、「飲み会も女子会もありますよ」と楽しげだ。後継者不足に悩む同団体はメンバーを募集中。チェーンソーを使う非日常的な体験をしたい人だけでなく、お茶出しだけでも手伝ってくれる人も歓迎。「木もれびの森は奇跡の森。森を大切に思う仲間が増えて、活動に参加してくれると嬉しいです」

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook