市内で活動する録音奉仕会ひばり(齋藤教子会長)がこのほど創立40周年を迎えた。これにあたり総会と記念式典を開催し、会員らはさらなる躍進を誓った。
同会は1978年に発足。視覚障害などで文字を読むことが困難な市民のために、独自に収集した情報を音訳しテープに録音して届ける活動を行っている。
現在は創設時から続くオリジナルの録音テープ作成のほか、市の委託を受け、広報や書籍などの情報を音訳して視覚障害者に届けている。加えて、視覚障害者それぞれの要望に応え、家電の取扱説明書や料理本の音訳、公民館などでの対面音訳なども行っている。齋藤会長は「先輩たちが種を蒔いた団体が大きく育ってよかった。今後も尽力していきたい」と話した。
問い合わせは、あじさい会館4階録音作業室【電話】759・3963へ。