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市9月補正予算案 危険ブロック塀の対策も 総額13億6千万円を計上

社会

公開:2018年8月30日

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 市はこのほど、2018年度9月補正予算案を発表した。一般会計では、総額13億6千万円を計上。事業内容では相模原町田線(県道52号)の4車線化等の整備事業に向け、その用地取得等に関する経費が最大となった。ほか、倒壊の危険性のあるブロック塀等の撤去費用の補助経費や、2020年東京オリンピック競技大会の自転車ロードレースのコース決定に伴うPR経費なども補正案に盛り込んだ。

 9月補正の最も大きな歳出予算となったのは、都市計画道路相模原町田線(県道52号)の4車線化・JR相模線立体交差の整備事業で9億3447万円。これは4月に決定した国からの社会資本整備総合交付金の増額により、対象となる南区当麻〜下溝地区の用地取得のために事業費を増額するものだ。市はこの県道52号の4車線化について22年度の供用開始を予定している。

大阪北部地震受け

 6月に起こった大阪北部地震でブロック塀が倒壊し、女子児童が死亡した事故を受け、危険防止対策として既存住宅・建築物耐震化促進事業に750万円を計上。地震等により倒壊の危険性のあるブロック塀等について、通学路、重点地区については撤去工事費の4分の3(上限15万円)、一般地区についても2分の1(上限10万円)を補助。申請の締め切りは来年の1月末となっている。

五輪への機運醸成

 今月9日、2020年東京オリンピック競技大会における自転車ロードレース競技のコースの一部が市内に設定されたことを受け、その推進機運を高める事業に約998万円を計上した。競技の魅力やコースを紹介するPR動画の作成および放映、横断幕やポスター、パンフレットなど普及啓発物品の作成を行う。市オリンピック・パラリンピック推進課は「まず、自転車ロードレースとはどのような競技なのかを知ってもらい、オリンピックが市内で観戦できる機会があるということを広く周知していきたい」と話している。

 その他、田名四ッ谷やよい公園(中央区田名)の地権者からの買取申出に基づく用地購入事業に約2億1197万円、昨年10月の台風21号で上下法面ともに崩落した市道藤木沢(緑区葉山島)の復旧工事に約1億6640万円を計上。今回の9月補正予算案は、現在開催中の9月定例会議で上程される。

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