アスリートによるトークショーやパラスポーツ体験などにより、障害への理解の促進を図るイベント「さがみパラフェスタ」(共にささえあい生きる社会パラスポーツ普及啓発実行委員会主催、市共催)が10月20日(土)・21日(日)、相模総合補給廠一部返還地で開かれる。
共生社会の実現に向けて啓発活動に取り組む相模原市では、東京2020パラリンピックへの機運も高まる中、今年度はパラスポーツを啓発の切り口として進めて行こうと、4月に障害福祉や市関連団体9者で実行委を結成。パラアスリートによるトークショーなどのイベントの開催を通じて活動を広げてきた。今回行われるパラフェスタは、市の一大イベント「潤水都市さがみはらフェスタ」との共催事業として、多くの来場者を見込める同フェスタの会場内で開催することで、より効果的なPRを図る。
ステージに北澤氏ら
パラフェスタは両日とも午前10時から午後5時まで。会場では車いすテニスやブラインドサッカー、車いすバスケットボールといったパラスポーツ(種目は変更あり)や競技用義足の体験などが行われる。20日の午後2時5分からは、さがみはらフェスタのステージで「日本障がい者サッカー連盟」会長の北澤豪氏、車いすテニス選手の眞田卓氏、市内在住で「日本車いすテニス協会」ナショナルチーム監督の中澤吉裕氏によるトークショーを開催。小出庄作実行委員長は「リハビリとしてではなく、競技として志を持って取り組む障害者スポーツを、市民の皆さんに知っていただくことが一番の願い」と来場を呼びかける。入場無料。パラフェスタの問合せは市障害政策課【電話】042・707・7055へ。
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