大規模災害時に消防などの公助が遅れた際に地域住民らの連携による自助を向上させようと、ウイッツコミュニティ(柴田正隆社長)は13日、地域貢献活動の一環として関係者、住民参加の防災訓練を行った。
訓練は同社が敷地内に掘削した「みんなの井戸」で生活用水をくむ作業から開始。続いて社屋地下にある約10トンの貯水タンクを見学すると、加水加熱で食べられるアルファ米など非常食の試食では子どもたちも美味しそうに舌鼓を打った。最後に発電機を使って炊き出しが実施され、豚汁などが振舞われた。柴田社長は「自助で賄えるよう井戸や食料など備蓄を整えた。有事の際、地域の方々を守りたい」と話した。