神奈川県警察はこのほど、横断歩道に近接したバス停留所について、交通量など周辺の交通環境の調査を実施し、危険度の判定を行った。
8月に横浜市で停留所に停車したバスが横断歩道を塞いだことが要因となる死亡事故が発生したのが契機。判定が行われたのは県内でバスが停車すると横断歩道を一部でも塞いでしまう信号機のない地点84カ所。県警が設けた判定基準によって最も危険度が高いAから低いCまでの3段階で評価された。過去3年以内に、停車したバスが要因となる人身事故が発生しており、指定項目の合計点数が平均以上で、横断歩道を利用する児童数が84カ所の平均以上などの項目に該当する地点にA、指定項目の合計点数が平均以上の地点にB、平均以下の地点にCの判定がなされた。
84カ所のうち、市内で該当したのは6カ所。中央区は1カ所、南区(相模原南署管内)は3カ所、緑区(津久井署管内)は2カ所だった。区内で唯一判定の対象となったバス停は、「南光寺前」(田名5686)で、結果はCだった。同所には現在、バスを運行する神奈川中央交通グループによる張り紙で「横断歩道にバスが止まっているあいだは、危ないので、道路をわたらないでください」と注意喚起が行われている。
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