市は17日、2020年に開催される東京オリンピックにおいてブラジル選手団が市を事前キャンプ地とする協定を、ブラジルオリンピック委員会(BOC)と締結した。
協定では、2017年6月に市とBOCの間で交わした覚書に基づき、事前キャンプに関係する費用負担や相互の責務などの詳細について規定。競泳、アーティスティックスイミング、飛込、女子バレーボール、バドミントン、フェンシング、女子サッカー、カヌースプリントの8競技(17日時点)の事前キャンプが予定され、さがみはらグリーンプール、市立総合体育館、相模原ギオンスタジアムが使用されることが正式に決まった。市は、これらの施設をBOCに対し、無償で提供する。あわせて、事前キャンプを契機に、市民と選手などとの交流事業を協同で実施し、BOCはなるべく多くの事業に選手が参加できるよう努力する。
協定締結にあたり来日したBOCのマルコ・アントニオ・ラ・ポルタ副会長は「施設見学や市民の皆さんとのふれあいを通して、相模原市を選んで正解だと思った」と話し、加山俊夫市長は「事前キャンプをきっかけに2020年以降もブラジルとの友好関係を築いていけたら」と語った。
なお今回、ブラジルトライアスロン連盟のヘッドコーチも来日し、市内での事前キャンプが可能か検討しているという。
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