委嘱式で行われた講演（上）／掲出されるプレート
上溝地域に住む高齢者の支援事業「高齢者相談つなぎの家」が16日から開始した。主催は上溝地区の自治会連合会、社会福祉協議会など６つの組織の代表者からなる「高齢者の安全・安心を支える事業実行委員会」。
同事業は高齢者が安心して生活できるようにしようと、地域ぐるみで見守る取り組み。協力する個人、店舗などは事業のロゴ入りのプレートを掲出し、高齢者の相談窓口となる。必要に応じて民生委員らと連携をとるなど専門機関につなげる。現在、１５０の個人や店舗が協力を表明している。
16日の委嘱式では、高齢化が進む上溝の現状や高齢者が暮らしやすい社会についての講演も行われた。参加者はメモを取るなどして熱心に聞き入っていた。
同委員会の根岸利昌委員長は「支援のネットワークを細かくし、１人で亡くなる人がいない社会をめざしたい」と展望を語った。問合せは同事業事務局・上溝高齢者支援センター【電話】０４２・７６０・７０５５へ。
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