食品廃棄物の有効活用に取り組む日本フードエコロジーセンター(田名塩田)がこのほど、外務省が主催する第2回ジャパンSDGsアワードで最高賞にあたるSDGs推進本部長表彰を受賞し、6日には加山俊夫市長に報告をした。
同社は、「食品ロスに新たな価値を」という理念のもと、食品廃棄物を活用し、安価で安全性に優れた液体状の飼料(リキッド発酵飼料)を産学官連携で開発。食品廃棄物対策における新たな模範を示した点や、同飼料を一定割合用いて育てられた豚肉をブランド化し販売することで、養豚事業者や製造業、消費者などを巻き込んだ循環型社会を構築したことなどが高く評価された。
この日、市役所を訪れた同社の高橋巧一社長は、「これまで一貫して食品廃棄物の飼料化に取り組んできた。市が今後持続可能な街をめざす中で、私たちも食育や啓発に協力していきたい」と展望を話した。
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