町田・相模原の経済をリードする町田・相模原経済同友会(祇園義久会長)の第104回例会が14日、ホテルラポール千寿閣で行われた。
毎回、バラエティ豊かな講師が講演する同会の例会。この日は町田市内に本社を構え、全国に27店舗展開するオーダーまくらの店「まくらぼ」を運営する株式会社大和屋ふとんの齊藤淨一社長が「企業を元気にする睡眠法」をテーマに登壇。ビジネスマンにとっての睡眠の役割、パフォーマンスを上げる6つのポイント、ドクタースリーピングの活用などを伝授した。
「スリープマイスター」の肩書を持つ齊藤社長は、睡眠を疎かにすると15兆円を損するという「睡眠負債」の話を盛り込み、大学のエビデンスデータを基にした「正しい睡眠、間違った睡眠」を説明しながら、眠りによる身体の疲労回復はもちろん、心のリカバリーが会社にとっても大事だと訴えた。企業の代表者が大半を占めた70人ほどの来場者は、自社に活かせる講話に真剣に耳を傾け、熱心にメモを取っていた。