4月から市青年工業経営研究会(青工研)の2019年度会長を務める 田中 裕二さん 小町通在住 41歳
「コウドウあるのみ」
○…今年で40周年を迎える青工研会長にこのたび着任。情熱を持って同会の活動に取り組み続けてきた点が評価された。「今後は会長として、青工研から受けた恩を返していきたい」と意気込む。
○…機械設計・製造・販売などを行う、星工業の社長を務める。大学卒業後、都内の化粧品メーカーで技術部として設計の職に就いた後、当時社長だった父親の跡を継ぐため転身した。技術職から経営の道に飛び込んだことで初めは右も左も分からず、経営者としてのノウハウを学ぼうと2011年に同会の門を叩いた。周囲との経験の差を埋めるため、夢中で取り組んだが入会から約1年半後、「頑張りすぎたのか、スイッチが切れてしまった」。次第に退会の2文字が頭をよぎるように。その時、思いとどまるように説得してくれたのは同会の仲間だった。「途中で挫折して腐ってほしくない」との言葉に背中を押され、充電期間として約1年半の時を経て再始動。以来、「会や仲間たちに恩返しをしたい」と活動に熱意を傾けてきた。
○…妻、娘2人との4人家族。週末になるとマイカーに乗り込み目的を決めずに遠出をするなど、家族と過ごす時間が何よりの楽しみであり、日々の癒やしとなっている。「小学生の次女は物作りが好きで、お父さんの会社を継ぎたいと言ってくれる」と笑顔を見せる。
○…節目を迎えた同会のスローガンを「コウドウあるのみ」という自身の座右の銘に設定。常に先を考える「考動」、目標を口に出し自身を奮起させる「口動」、実現に向けての「行動」。これら3つを柱とする「コウドウ」を会員と共有するキーワードとし、「人として成長できる会」をめざす構え。今後の会の発展が相模原の発展にもつながると信じ「コウドウ」を続けていく。
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