移転新築工事が進められているJA神奈川県厚生連相模原協同病院の起工式が3日、職業能力開発総合大学校跡地(緑区橋本台)で行われた。
式には関係者約100人が出席。神事式では祝詞の奏上や鍬(くわ)入れ、玉串奉奠などが厳粛に執り行われ、無事故で安全な工事を祈念した。
神事後に行われた直会(なおらい)では、県厚生連経営管理委員会の長嶋喜満会長が、本村賢太郎市長をはじめ多くの出席者の前で、「神事で、この病院が無事竣工し、地域の皆様の安心した暮らしのサポートをする拠点となるよう願った」とあいさつ。続いて登壇した同院の高野靖悟病院長は「先日、職員を連れて橋本からこの地まで行進した。現場を見て、職員それぞれに、『よし、ここで頑張ろう』と希望を膨らませて帰ってきた。隣には県立高校、そしてここに協同病院。教育と医療が新しい場所で生まれることに大変期待をしている」と述べた。
新病院は鉄筋コンクリート造地上6階建て、延床面積約3万1700平方メートル、敷地面積は約7万1000平方メートル。病床数400床、診療科は35科。ER型救命救急センターなどを新たに整備する。開院予定は2020年12月。
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