小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を記念し制定された「はやぶさの日」にあたる13日、これにちなんだ「はやぶさ給食」が、市内の市立小中学校で提供された。
はやぶさ事業の周知や郷土愛の醸成などを目的としたもので、今年で7回目。今回は、星をかたどったコロッケがのったカレーや、スペース・アート・クリエイターの池下章裕さんが描いた「はやぶさ2」のイラストがパッケージになったゼリーなどが並んだ。
田名北小の4年1組では、カレーが人気メニューということもあり、児童は「いただきます」の号令で一斉に食べ始めた。好物のコロッケを最後に残しておいたという木村勇輝君(9)は「星の形は珍しい。年に1回だから楽しみにしていた」と嬉しそうにたいらげた。市保健課は「給食を通し、はやぶさのことを話したり調べるきっかけになれば」と話している。