さがみはら中央区版 掲載号:2019年7月25日号 エリアトップへ

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何を理解すれば共生できるか 「障害という壁で、守らない」 取材協力:社会福祉法人アトリエ

掲載号:2019年7月25日号

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▲田口さん(中央)が「一緒に働けて楽しい」と話す2人と。接客、コーヒーのドリップを担当する里村雄治さん(左)、宮田貴文さん(右)
▲田口さん(中央)が「一緒に働けて楽しい」と話す2人と。接客、コーヒーのドリップを担当する里村雄治さん(左)、宮田貴文さん(右)

 「人材育成」「障害者理解」「地域貢献」を重んじ、障害者への生活介護事業と就労継続支援を行う「社会福祉法人アトリエ」(磯部伸之理事長)。同法人は中央区相生の事業所の他、利用者が「できること」を見つけ、取り組める出張所を設けている。

 そのひとつが県立相模原公園(南区下溝)の大温室内で市民の憩いの場となっている、通称「植物園カフェ」。店長を務める知的障害者の田口恵美さん、法人理事の有井慎さんに話を聞いた。

「やりたい」からやる

 「えみちゃん」の愛称で親しまれる田口さんは、与えられた役割をこなしているわけではない。同法人が温室内のスペースを出張所として活用することが決まったとき、「カフェをやりたい」と手を挙げた。「もともとコーヒーが大好きだった」と田口さんは話す。

 世話好きな長女気質で人気者の田口さんが店長に立候補したことで、自然と周囲の利用者もカフェで自分ができることを探し始めた。しかし、昨年7月の開業当初はやりたいことがバラバラな状態。有井さんは「正直、混沌としていました」と苦笑しつつ、「支援員だけで解決策を考えず、利用者を含めた皆で会議しました」と振り返る。

 徐々に各々を思いやる気持ちが芽生えた結果、「コーヒーのドリップと接客ができる」「レジ打ちができる」「笑顔で場を和ませる」といった「できること」を各自が分担するチームとなった。現在は利用者3〜4人が常時働き、支援員がサポートする体制となっている。

 有井さんは「『障害者だから』という壁で彼らを守ることが障害者理解だとは思いません。一人ひとりの個性・長所を理解し、本来持つ『輝き』を引き出すことが我々の支援だと考えます。利用者と支援員が一緒にいて心地よい関係をつくっています」と話す。

地域の潤滑油に

 有井さんは更に「障害者は国・地域の負担ではなく、ありのままの姿で生活することで人々の潤滑油のような存在になれる」と話した。今後は障害者が支援員として働ける環境を目指し、田口さんも職員として雇用する予定という。

■社会福祉法人アトリエ

(住)中央区相生4─13─5

【電話】042・707・4600
 

▲植物園カフェのある相模原公園内の大温室
▲植物園カフェのある相模原公園内の大温室

社会福祉法人アトリエ

相模原市中央区相生4-13-5

TEL:042-707-4600

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