神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

動かすラグビー 勝機あり キャプテン・土佐誠選手

スポーツ

公開:2019年9月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
土佐誠選手=関東学院大学出身。33歳。NECから移籍。フランカー、ナンバーエイト。主将として今年トップリーグ昇格に導く。「世界のラグビーを肌で感じて」
土佐誠選手=関東学院大学出身。33歳。NECから移籍。フランカー、ナンバーエイト。主将として今年トップリーグ昇格に導く。「世界のラグビーを肌で感じて」

 イギリスやオーストラリアへの留学など豊富な海外経験からW杯の注目選手には外国人の名が並ぶかと思えば、自身は日本人選手に思いを抱く。少年時代は元木由記雄、箕内拓郎、松田努など、かつての桜ジャージの戦士たちに憧れ、声援を送った。常勝軍団と呼ばれた関東学院大学では、OBが代表で活躍する姿に刺激され、自らを奮い立たせ、トップリーグでは、代表選手たちとしのぎを削ってきた。リーグで活躍する選手たちが自国開催のW杯でどんな活躍を見せてくれるのか、今からもう楽しみで仕方ないといった様子だ。

 前回大会は日本文化も理解するエディ・ジョーンズHD(ヘッドコーチ)の指揮のもと、ジャパン・ウェイ(日本らしさ)を全面に出して戦ったが、今回はジェイミー・ジョセフHDをはじめ、攻撃、守備コーチ皆がニュージーランド出身で、外国人選手も南半球の国から集めた。スピード感にあふれ、ボールをどんどん動かすニュージーランド仕込みのラグビーが身上。同グループの双璧・アイルランド、スコットランドに代表される欧州特有の重厚でスローなラグビーとぶつかり合うことで果たしてどんな結果が生まれるのか。自身は大いに期待を寄せている。

3人の仲間にエール

 一方選手に目を向ければ、PR(プロップ)中島イシレリ、司令塔のSO(スタンドオフ)田村優、SH(スクラムハーフ)茂野海人の3人に期待をかける。この3人は所属していたNEC時代に日本一をめざして共にプレーした仲間。その3人が今度は世界一をかけて戦うとあって、「もちろん応援したいし、とにかくみんなには頑張ってほしい」と思い入れはひとしおだ。

 注目される予選リーグ突破のカギは、ずばり「地の利」。「時差がなく、食事も変わらない」といった様々な自国開催の利点をフルに生かし、初戦を勝ち切ることの重要性を挙げた。その上で、強豪の2国とは疲労が見える後半を勝負どころとし、左右に揺さぶるスピードラグビーが発揮できれば勝機があると見る。

 そうしたチームの勝敗は気になるところだが、その中でも「現地でも、TVでも、どんな形でもいいのでW杯を観て触れて、楽しむ」ことを呼びかける。ラグビーが好きになる契機となることにも期待する。「世界のラグビーが日本に集まる滅多にない機会。このチャンスを逃さず、一緒に代表の力になれるよう応援しましょう、そして楽しみましょう」

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

「とぶ」生き物が集合

「とぶ」生き物が集合

ふれあい科学館で企画展

4月20日

恒例の「ぷちまるしぇ」

恒例の「ぷちまるしぇ」

4月28日、横山台で

4月19日

五月人形がずらり

五月人形がずらり

田名民家資料館で展示

4月18日

人気の「溝の朝市」

上溝商店街

人気の「溝の朝市」

4月21日開催

4月18日

源氏物語を知る

源氏物語を知る

21日公開講座

4月17日

2件を文化財指定

2件を文化財指定

室町時代の絵画など

4月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook