地元女子サッカーチームのノジマステラ神奈川相模原が26日、相模原ギオンスタジアムで、なでしこリーグ1部第17節日体大FIELDS横浜戦を行った。ホーム最終節となる試合は0―1で敗れたものの、試合後には駆け付けた600人のサポーターに選手から感謝の言葉が述べられた。
今季のノジマは、7年にわたりチームを率いてきた菅野将晃監督が退任。新たに野田朱美監督を迎え、9人の新加入選手とともに船出した。
「11人が攻守にわたって常に連動するサッカー」を掲げる野田監督のもと、リーグ前半戦は4勝5敗の6位。しかし、「なでしこリーグカップ1部」では初の決勝トーナメント進出を果たした。6月にはチームの躍進をけん引してきた田中陽子選手がスペインに移籍。8月には下部組織から初めてトップ昇格を果たした田中里穂選手が山梨に移籍するなど、変化を伴うシーズンとなった。
そして迎えたホーム最終節の日体大戦。前半10分に失点すると、押し込まれる展開のまま前半を終えた。後半は攻撃的にシフトし、ほぼボールを相手陣内で保持。後半だけで13本のシュートを放つなど積極的に攻撃を仕掛けたがゴールは奪えず、完封負けを喫した。
試合後のセレモニーで野田監督は「積み上げてきたものが試合の随所に見られたが、皆さんに勝利を届けられず申し訳ない」とあいさつ。石田みなみ主将は今季を振り返り「田中陽子や田中里穂の移籍などもあり、苦しいシーズンでした。しかし不安定なチーム状況の中でも戦えたのは、皆さんの応援があったからです」と感謝の言葉をサポーターに送った。
ノジマのリーグ1部最終節は11月2日(土)、長野県でAC長野と対戦する。
|
<PR>
さがみはら中央区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|