近年提唱されている「オーラルフレイル」という考え方。英語の「オーラル(=口腔)」と「フレイル(=衰弱)」を組み合わせた造語で、高齢になって生じる「口腔を介した身体の衰えの状態」を指す。「食べこぼしが多くなった」「滑舌が悪くなった」「かめない食べ物が増えた」など、こうしたささいな症状がオーラルフレイルにつながるとされる。
日本歯科医師会では、口腔機能の低下は食べる機能の障害を引き起こし、さらには心身の機能低下につながるとする。
同会では、各地で予防セミナーなどを開催するほか、ホームページでは「オーラルフレイル」の早期発見のためのセルフチェック表を公開(上記表参照)。合計点数が3点以上で「危険性あり」、4点以上で「危険性が高い」としている。同会によると、予防の3つの鍵は「かかりつけ医での定期健診」「口腔機能低下への気付き」「バランスの取れた食生活」。口のささいな衰えを見逃さず、健康長寿をめざすため、まずはセルフチェックを。
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