今年１年の「家内安全」や「商売繫盛」などを願う、新春恒例「溝のだるま市」（上溝商店街振興組合主催）が13日、上溝商店街中央駐車場などで行われ、地域住民ら多くの人で賑わった。
夏祭りや酉の市とともに長年、上溝地区で大切に継承されてきた伝統行事の一つ「だるま市」。１９８９年に復活して以来、今回は32回目の開催となった。
会場には、縁起物のだるまを求める人たちが列をなし、露天商による火打石の音と「家内安全、無病息災、ヨー、ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイヨイ」の威勢のいい掛け声が響いていた。
また夕刻には、昨年１年間の勤めを終えただるまへの感謝の気持ちを込めた「お焚き上げ」も行われ＝写真、来場者は燃えるだるまを前に静かに手を合わせていた。
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