ラグビートップリーグの三菱重工相模原ダイナボアーズは相模原ギオンスタジアムで25日、パナソニックワイルドナイツと対戦し、10対62で敗れた。
三菱重工が市内でトップリーグのリーグ戦を戦うのは初。ラグビーブームの中、堀江翔太や稲垣啓太、松田力也ら代表戦士を多数有するパナソニックを迎えるとあり、一般チケットは早くに完売。会場は桜のジャージを着た子どもたちの姿も多く、撮影会やラグビー体験など家族向けイベントも行われ、多くのファンでごった返した。
三菱重工は、この試合で安江祥光がトップリーグ76人目となる100試合出場を達成。一方、パナソニックは稲垣や山沢拓也らが控えとなったが、堀江や松田が先発出場。堀江らが姿を見せると、超満員の会場から黄色い声援が飛んでいた。
試合はワールドカップでお馴染みになったキックオフカウントダウンで開始。前半6分、自陣深くでのペナルティから早速トライを許す苦しい展開に。三菱重工もペナルティゴールを決め4点差まで詰め寄るも、22分には左サイドを崩され点差を広げられる。ここで踏ん張りたい三菱重工に対し、ファンも大歓声で後押しするが、28分、ラインアウトからモールを押し込まれ、最後は堀江がトライ。前半を3対29で折り返す。
迎えた後半も、パナソニックのテンポの早いパス回しと力強いモールに苦しんだ三菱重工。7分には土佐誠を投入し局面打開を図るが、セットプレーでのミスも目立ち得点を奪えず。対するパナソニックは12分、稲垣ら5人を一挙に投入しさらに攻勢を強め、試合は一方的な展開に。一矢報いたい三菱重工は試合終了間際、マット・ヴァエガが意地のトライ。会場は8千人近い観客の割れんばかりの歓声に包まれるも、その後にダメ押しのトライを許しノーサイド。力の差を見せつけられる一戦となった。
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