富士見小学校の児童が主体となり、地元サッカーチームのSC相模原を広く周知するためのPR動画の撮影が19日、同小で行われた。
6年2組で行われた総合授業の一環で実施。児童たちは約1年間、PR材料や方法を模索し、インターネットテレビ局「テレビさがみはら」と協力して、チームのオリジナルドリンクである「ガミ茶(てぃ)」や地元コンビニ店が作った「SC相模原せんべい」を使ったPR動画を制作・発信するに至った。
当日は、6年2組の児童約40人に加え、SCの水野晃樹選手、原田岳選手、中村龍雅選手、上米良柊人選手が出演。4人は撮影前の給食の時間からクラスに入り、児童たちと交流を深めた。
撮影では、ガミ茶のペットボトルが試合のときの応援グッズとして役立つことや、観戦時のおやつにせんべいがぴったりなことなどをドラマ仕立てで紹介。参加した児童の仲村夏海さんは、「動画構成を表す絵コンテを初めて書いた。たくさん出た案を全部盛り込んだのがこの動画。見てもらってSCを好きになってほしい」と嬉しそうに話した。自身の子どもたちも同校に通い、先週も授業参観で来たばかりだという水野選手は、「6年2組の子たちは以前、自分たちの練習を見に来てくれたことがある。こうして応援動画を作ってくれる分、勝利で応えたい」と話した。
完成した動画は3月8日(日)のSCのホーム開幕戦で上映される予定。