神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

地球の資源「みんなで考えて」 JAXAが小学校で授業

教育

公開:2020年3月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
汚水に見立てた青い色水を綿でろ過する実験を行う児童=2月18日、作の口小学校
汚水に見立てた青い色水を綿でろ過する実験を行う児童=2月18日、作の口小学校

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月18日、作の口小学校(緑区下九沢)の6年生を対象に出張授業を行った。

 この取り組みはJAXAが実施している授業連携の一つ。今回は、「資源の大切さを学ばせたい」という学校側の意向から、水処理企業の栗田工業(東京都中野区)にJAXAが協力を打診した。JAXAと同社は水再生技術実証システムを共同開発しており国際宇宙ステーション/「きぼう」で実証実験を行っている。両者は県外の中学校、高校で授業連携を行ったことはあるが、小学校での実施は初めてという。

 授業のテーマは「生物と環境」。まず、JAXA宇宙教育センターの野村健太さんが宇宙のことや地球の暮らしとの違いなどを説明し、資源や水の大切さへと話を展開した。続いて、栗田工業の松尾勇志さんが呼気や汗、尿などを「きれいな水」にする、開発中の次世代水再生装置について解説をした。

 その後、児童らは、綿と水再生装置に使用するイオン交換樹脂を使って実験を行い、青い液体の変化を観察。徐々に色が薄くなっていくビーカー内の液体を見た児童からは、「上から見るとすごい透明」など、驚きの声があがっていた。

 野村さんは「宇宙に興味を持つことで地球のことを考えるようになってもらえたら」と授業を振り返った。松尾さんは、「水をきれいにするのは簡単なことではありません。地球は2050年までに4人に一人が水問題で困ると言われています。一人ひとりが生活の中でできることを考えて」と呼びかけていた。

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

泣き相撲参加者募集

亀ヶ池八幡宮

泣き相撲参加者募集

5月26日(日)

4月24日

児童がキャラ考案

富士見小

児童がキャラ考案

地元産キウイの普及へ

4月23日

新人にマナー研修

「とぶ」生き物が集合

「とぶ」生き物が集合

ふれあい科学館で企画展

4月20日

恒例の「ぷちまるしぇ」

恒例の「ぷちまるしぇ」

4月28日、横山台で

4月19日

人気の「溝の朝市」

上溝商店街

人気の「溝の朝市」

4月21日開催

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook