麻布大学(浅利昌男学長)で3日、老朽化のため建て替えられていた新厩舎の完成見学会が行われた。
3代目となる新しい馬小屋は同大学の敷地内、馬場に隣接している鉄骨2階建て。昨年3月に着工し、今年2月中旬に竣工を迎えていた。1階の馬房には現在22頭が暮らしており、暑さに弱い馬への暑熱対策としてミスト噴霧装置や業務用扇風機などが新しく取り付けられた。浅利学長は「動物の学校というイメージの強い当大学。どの学科に入学しても体育で乗馬体験ができるのは珍しい」と挨拶を述べた。馬術部主将の濱崎結さん(獣医学科3年)は、「馬たちがケガなく健康でいられるよう注意しながら、これからも活発に活動していきたい」と話した。