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相模原署管内 外出自粛も事故微減 「危機的状況」注意を喚起

社会

公開:2020年4月23日

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春の全国交通安全運動期間中、相模原警察署前で通学時の児童見守り活動をする署員ら=6日
春の全国交通安全運動期間中、相模原警察署前で通学時の児童見守り活動をする署員ら=6日

 新型コロナウイルス感染拡大を考慮して例年より規模を縮小して実施された「春の全国交通安全運動」。県内では今年に入り交通死亡事故が昨年同時期と比べ13件増の51件発生(4月19日時点)、相模原署管内でも1件の死亡事故が発生していることから、同署では「危機的状況」と注意を呼びかけている。

死者全国ワースト

 県内ではコロナウイルスによる外出自粛で交通量が減っているにも関わらず交通事故死亡者数は増加しており、全国ワーストとなっている。中でも二輪車と歩行者の死亡事故が多発。同署交通第一課の堀江滋樹課長は「事故の多くは追突事故や交差点での右左折時の出会い頭の事故。交差点では一時停止または徐行をしてほしい」と話す。

 管内では1月に田名の交差点で、横断歩道を歩行中に78歳の女性がトラックにひかれ死亡する事故も発生。「悲惨な事故をこれ以上発生させない」と、署員一丸となって事故防止に取り組んでいる。

 現在はコロナウイルスの影響で街頭での呼びかけや啓発チラシの直接配布などが難しい状況だが、同署では交差点での見守りとパトカーでの巡回のほか、ラジオや新聞、SNS、動画サイトなど、さまざまな形で注意喚起を行っている。

 堀江課長は外出自粛の中で事故件数が微減で推移している現状に危機感を示した上で「歩行者も事故を起こさないという意識が大切。自分の身を守るために左右の安全を確認してから横断するよう心がけてほしい」と呼びかけた。
 

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