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伝統守る 夏祭りの歴史 今年は五輪により中止

文化

公開:2020年7月23日

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 「かながわのまつり50選」のひとつである上溝夏祭り。今年は東京五輪の自転車ロードレースが市内で行われる予定であったため中止となったが、毎年40万人以上の来場者がつめかける上溝一大イベントだ。

 同祭りの始まりは200年以上前の江戸時代と言われている。古くは「天王祭り」という名前で毎年7月27日が宵宮、28日が本宮として行われていた。

 祀神は「牛頭天王(ごずてんのう)」。その御霊を宿した神輿を渡御することにより、厄病退散・五穀豊穣・家内安全を祈願した。神輿の氏子回りによって、疫病が消除すると信仰されていたため、各町内にある神輿は地域の守り神となっていたと思われる。

 時代の進展に伴い、同祭りも変遷を遂げてきた。終戦後には青年団が主体となり、氏子回りを終えた町内会の神輿は旧相模原警察署(現在の上溝本町交差点)に集まった後に、上溝商店街で渡御を行う方法に転換。現在まで続く祭りの形となった。

 上溝の担ぎ方には、神輿を上下左右に波打つように揺らしながら担ぐ「みこしもみ」という特徴がある。

 かつて亀ヶ池八幡宮で宮出しが行われていた頃から各町会が神輿の勇壮さを競う風潮が強く、商店街の渡御ではどの町会も一層激しい担ぎ方になる。祭典本部前を中心に「みこしもみ」を披露し、来場者の目を楽しませている。
 

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