相模原青年会議所(JC/市川雄士理事長)は24日の午後8時、日本JCとの連携事業として、新型コロナウイルスの影響で落ち込む経済や人々の感情の復興を願い、緑区内で打ち上げ花火を実施した。
東京五輪の開会式が行われる予定だったこの日を「新たな日本のはじまりの日」と位置づけ、コロナ禍からの復興の思いを込めて打ち上げた。各地で活動するJCがそれぞれの地域で打ち上げを担当。全国約120カ所で一斉に大輪が咲いた。「3密」を避けるため会場は非公表とされた。
相模原では、1分半の間に4〜2号玉の花火65発が夜空を彩り、居合わせた人々の目を楽しませた。相模原JCの市川理事長は、「つつがなく、実施することができた。すべての相模原市民が花火を観られたわけではないが、なんらかの形で前向きな気持ちになってもらいたい。コロナ禍を克服し、1年後にオリパラへとつながっていけば」と話していた。