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「どうもっ」と30年支える 市ゴルフ協会 長谷川さん

スポーツ

公開:2020年9月17日

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 市民らで構成される「相模原市ゴルフ協会」が今月、設立30周年目に入った。国体でのゴルフ競技実施をめざし、その機運を高めることを目的に発足した「神奈川県ゴルフ協会」の傘下として1991年9月に設立。市民らが気軽にゴルフを楽しめるよう大会を開いたり、近年はジュニア選手の育成・支援などにも取り組んでいるが、黒子に徹し会を支えてきたのが、相模原在住の長谷川一弘さん(77)。

 知人に頼まれ、当初から人集め、年間スケジュールの作成などに奔走。今日まで協会の屋台骨を支えてきた。およそ10年前に始めたジュニアゴルファーの育成・支援にも前面に立ち、協力者を集めるなど、豪快でありながらも緻密に物事を進める仕事ぶりに誰もが引きつけられている。「大変だったけど、あっという間かな。ゴルフも仲間も好きだからできたんだよ」と長谷川さんはこれまでをそう振り返る。

「ジュニア」話 饒舌に

 話好きの長谷川さんがより饒舌となるのが、ジュニア選手の話になる時だ。これまで協会を経てプロとなった選手は女子3人。入会当初の様子から成績を残した際の話、現在の活躍を祈る言葉など尽きることなく話が進んでいく。

 そんな時、長谷川さんの表情は娘を自慢する親そのもの。「にやけ」が止まらない一方で、現在の様子を語る際には「厳しい世界だから大変だよね」と一転、心配顔に変化するのは毎回のこと。「もちろん、他の子たちの活躍も楽しみ。ゴルフ以外の事でも活躍したと聞くとうれしいんだ。よく連絡をもらうよ」と笑う。

 長谷川さんの口癖、「どうもっ」は、協会主催のイベントが始まることを意味する。同時に、小学生から80代までが在籍する会メンバーみんなが安心感を覚える「魔法の言葉」にも。「私の後任者を早く探さないとね」。もうすぐ傘寿。衰えることの無いパワー。50周年もそのまま「黒子」を務めていそうだ。
 

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