田名地区社会福祉協議会内の独自の組織・田名福祉ねっとわーく推進委員会(今井孝委員長)が主導している地域活動「たなワン安心パトロール」がこのほど、開始から3年目を迎えた。
同地区では防犯への取り組みに力を入れる一方、「青色防犯パトロール」を担うドライバーの高齢化などの問題があった。その対策として、毎日の犬の散歩を通じて気軽に地域の防犯活動に参加してもらおうと始まったのが同活動。現在は176匹が隊員として登録されており、同地区社協のキャラクター「たなワン」のバンダナやトートバックを身に着けて巡回を行っている。今井会長は「地域のゆるやかな見守りによって、犯罪や高齢者の孤独死が無くなれば」と話す。
愛犬を抑止力に
愛犬のキラくんを隊員に登録している藤田しのぶさんの自宅周辺では農地への不法投棄が問題になっていた。「大型犬なので小型犬を驚かせないよう、人気のない道や時間を選んで決めたルートに不法投棄が多くて驚いた。許せない」と藤田さん。「散歩することによって愛犬が抑止力になれば」と、これからも目的を持って地域の見守りに尽力していく。
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