「新しい旅」の在り方、楽しむ方法は――?横浜市で旅行会社を経営する越田諭氏に聞いた。
――新型コロナ禍の中、いかに旅を楽しんでいけばいいでしょう
「身近にある魅力的な場所を再発見できる機会ととらえてみてはいかがでしょうか。私自身、コロナ前までは仕事、プライベートを含め、年間およそ15カ国以上の国を訪れていましたが、コロナ後は国内の旅を楽しむようになり、新しい発見、出会いに感動しているところです」
――地元神奈川県内も回るように
「はい。今夏は家族と共に愛川町を訪れ、自然を満喫してきました。町を流れる中津川は水が冷たくて気持ちよかったですね」
「一方で、コロナ禍で海外へのツアーが組めなくなったことなどから、その代替企画として横須賀市の名所を走り回る企画を実施したところ好評。私も一緒に走ったのですが、『近くにこんなところがあったのか』と新しい発見の連続でした」
――国が打ち出した「GoTo」が好評です
「飛行機や新幹線などの移動手段と宿泊をセットで予約すると総額から35%の割引きが適応されるなど、お得な制度。活用しない手はないと思います。また、神奈川県民であれば『神奈川割』が使えます。現在は県の予算が無くなり一旦、中止していますが、再開できる一部旅行会社もあるようです。『GoTo』との併用をお勧めします」