区内のサッカーチームFCグラシア相模原(佐藤誠一代表)の小学2年生チームが、7日に行われた「第39回こどもの国サッカー大会 低学年の部」で優勝した。
チームは小学1年の頃から、公式戦では負けなし。市内各大会で優秀な成績を収めてきたため、同大会では相模原市の代表として選抜された。初戦は東京町田成瀬SC(町田)と対戦。連勝がかかる大事な大会のため、緊張感から連携がとれず、開始早々に失点。しかしこの失点で緊張がほぐれ調子を取り戻すと、そこから6点を返して勝利。続く2回戦、原FC(横浜)戦では、持ち味のチームワークの良さを発揮。小坂空大選手、後藤陸人選手、佐々木煌太選手を軸に、攻守ともにバランスよく試合を展開。原FCに1点も譲らず、6対0で決勝戦へ駒を進めた。
決勝戦では荻野SC(厚木)と対戦。恩曽純コーチによると、「一度対戦して勝ったことがあったため、徹底的に意識されていた」と振り返る。萩野SCの強気のプレーで開始早々にゴールを奪われ、以降も堅い守りを崩せずに前半を折り返す。後半も攻めあぐねていたが諦めることなく機会を狙い、ラスト2分で同点に。PK戦で3人全員がゴールを決め、公式戦の連勝を更新した。恩曽コーチは「接戦はなかなかないので、良い経験になった。最後まで諦めなかった結果」と選手をねぎらった。