相模原市は11日、サイクルロードレースチーム「Team UKYO」をホームタウンチームとして認定した。
元F1ドライバーで、市の観光大使も務める片山右京さんがオーナーを務める同チーム。2012年に設立され、13年からは緑区の藤野地区にある旧菅井小学校を拠点に活動している。国際自転車競技連合(UCI)のカテゴリーのひとつであるコンチネンタルチームとしても登録されており、現在12人の選手が所属している。
11日に相模原市役所で行われた認定式には、同チームの桑原忠彦ゼネラルマネージャー(GM)と小石祐馬選手が来訪。本村賢太郎市長から認定証を手渡され、桑原GMと小石選手からは額に入ったユニフォームが贈られた。同チームは21年から、「Team UKYO SAGAMIHARA」とチーム名を改めて活動していく。
本村市長は「5つ目のホームタウンチーム。市の魅力創出の一助を担って欲しい」と期待を寄せた。桑原GMは片山オーナーからの手紙を代読し、「これからも市と連携を深めながら、市民の方に自転車競技についても知ってもらえるようにしたい」と述べた。同チームは今後、自転車の安全運転やルール向上などを含めた啓発活動を、イベントや小学校での出前授業を通して市と協力して行っていく意欲も示した。
相模原市は東京オリンピック自転車ロードレース競技のコースの一部となっており、さらに国際自転車競技連合が公認する国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」に、2021年大会から新たなステージとして加わることが決定している。
バーチャル体験も
認定式の後には14日にオンラインで開催された「さがみはらサイクルフェスティバル2020〜Road to Tokyo 2020+1〜」の事前収録として、本村市長がバーチャルライド体験を行った。バーチャルライドとは、室内でサイクリングを楽しめるオンラインゲーム。実際に自転車をこぐことによって、アプリ画面内の自分が、レースやトレーニングをすることができる。
本村市長と小石選手がロードレース用の自転車に乗り、ゲーム内で並走したりするなどして楽しんだ。本村市長は「臨場感があふれていて、まるで本当に1つのコースを走っているようだった」と感想を話した。
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