コロナ禍で通常開催が中止になった相模原納涼花火大会の代替事業第3弾として、同大会実行委員会(久野新一実行委員長)による打ち上げ花火が22日、高田橋と望地弁天キャンプ場近くの相模川河川敷で実施された。
「花火で市民に元気を」と実行委により行われてきた「さがみはら元気花火」の最後を飾る打ち上げ。天候に恵まれた当日は2号から4号玉を中心に、大きな7号玉を含めた約1千発の花火が空気の澄んだ初冬の夜空に放たれ、およそ15分間、川面を照らした。
同実行委は、昨年10月の台風19号による増水で被害を受けた河川敷の整備費用をクラウドファンディングで募った。第3弾開催はその支援状況によって判断するとされていた。第2弾までと同様に3密回避のため会場は非公開とされ、今回は日時も公表していなかった。クラファンでは229万円超の支援が集まり、11月中旬から河川敷の整備が始まっている。
久野実行委員長は一連の事業を終え「皆さんをお呼びすることはできなかったが、来年の開催に向けての橋渡しにもなったと思う。より多くの方に届くよう最後は大きな玉も用意した。花火で少しでも前向きな気持ちになってもらえたら。クラファンでは全国からお気持ちをいただいた。コロナを乗り切り、皆さんと一緒に観られる花火にしていきたい」と話した。
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