ラグビーの最高峰トップリーグ(TL)が1月16日(土)に開幕する。昨季、13年ぶりのTL参戦を果たし、念願の初勝利をつかんだ、地元ラグビーチーム・三菱重工相模原ダイナボアーズ。新型コロナウイルスの影響でフルシーズン戦えなかった思いを、初戦のクボタスピアーズ戦にぶつける。江戸川区陸上競技場で午後1時キックオフ。
2022年から新リーグがスタートするため、「最後」のトップリーグとなる今シーズン。重工は、FL(フランカー)/No.8(ナンバーエイト)の土佐誠選手とフィジー代表経験もあるLO(ロック)/FLのトーマス優デーリックデニイ選手が共同キャプテンとなりチームをけん引、BK(バックス)の要をチームの支柱的存在であるCTB(センター)のマイケル・リトル選手が務める。新戦力として、元U20オーストラリア代表のPR(プロップ)シャムベックラー・ブイ選手やニュージーランド代表21のキャップ数を持つSO(スタンドオフ)/FB(フルバック)のコリン・スレイド選手をはじめ、神戸製鋼やパナソニックでプレーしたSH(スクラムハーフ)/SOのイーリニコラス選手、パナソニックから移籍したCTB/WTB(ウィング)のラトゥクルーガー選手らが加入。就任4年目のグレック・クーパーHC(ヘッドコーチ)は「チームのバランスを整えるために新加入選手を追加した。特にディフェンスとラインアウトを改善するために練習を重ねている」と、シーズンを前にチーム体制の強化に余念がない。
開幕を前にクーパーHCは地元ファンに向けて「相模原は私たちのホームであり、私たちは皆さんのためにベストを尽くしたいと思っている。ホームでの試合では選手とファンが一体となって戦いたい」とコメントを寄せた。土佐キャプテンは「初戦から良いスタートができるようにしっかり準備をしてきた。一戦一戦、持っている力を全てぶつける。相模原の皆さんに勇気や感動を与えられるよう精一杯闘い、こんな時だからこそ『勝利』という明るいニュースを伝えたい」と意気込んだ。チームの強みであるアタックを生かしたプレーにも注目だ。
ホーム初戦は1月23日(土)の第2節、相模原ギオンスタジアム(午後2時キックオフ)でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦する。
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