区内の卓球クラブに通う持田陽向さん(12・緑区千木良在住)が現在、3月に行われる全国大会に向け、練習に励んでいる。昨年末開かれた、12歳以下の都道府県チーム日本一を競う「全国ホープス選抜卓球大会」の神奈川県予選(男子6年生の部)で優勝。代表に選出され、念願の日本一をめざし、ラケットを握る毎日だ。
全国大会は、シングル戦として行われた県予選とは異なり、各地区の代表3選手で構成される団体戦(6年生2人、5年生1人)で行われるため、持田さんは最上級生のエースとしてチームを引っ張る役割も担うことになる。「一緒に練習することもある、5年生で同じ相模原の西沢凛太さんも神奈川の代表に選ばれた。一緒に戦えるのはうれしい」と持田さんは話し、「小学生として最後の大会。みんなで日本一をめざしたい」と意気込みをみせる。
課題は「3ターン」目
攻撃力に勝る持田さんの課題が、「3ターン」目の守備。県予選では、持田さんのサーブに対して、ネットの手前に回転がかかったレシーブを相手選手に打たれると、持田さんは前屈みとなってしまい、その返しのショットが乱れるケースが少なくなかった。そのため、現在はネット手前の球さばきの練習にも時間を割くようにしているのだという。「県予選では相手に狙われたところもあった。改善したいと思う」と持田さん。
指導に当たるエーアールアイ卓球スタジオ(相模原)の新井祐将代表は「最近、技術力が格段にアップしたと感じる。日本一をめざしてもらいたい」と話している。
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