緊急事態宣言中でも地域の人にお店の味を届けようと、南橋本商栄会がテイクアウトを行う店舗をまとめたチラシを作成、配布した。
同会は全50店舗の加盟店のうち、半数以上が個人が経営する飲食店。緊急事態宣言が発令され、飲食店の時短営業が要請されたことにより、多くの店の売上が激減した。利用客からも「外食がしたいのに、できないので気が滅入る」「たまには美味しいものが食べたい」との声が聞かれたことから、地域住民へテイクアウトの利用を促進、加えて飲食店への支援の一環としてチラシの配布に至った。
チラシにはテイクアウトを行う15店舗のメニューが掲載。通常はテイクアウトを実施していない店舗も、期間限定で参加している。
同会の森山勝徳さんは「美味しいものを食べて、息抜きしてもらえれば。普段とは違うメニューを楽しめることもあるので、ぜひ利用してください」と呼び掛けている。