持続可能な開発目標「SDGs」への理解を深めることを目的に田名小学校(小泉勇校長)で2日、市SDGs推進室の職員による特別授業が6年生を対象に行われた。
同校のPTAがSDGs達成に向け市と連携を図る「さがみはらSDGsパートナー」に認定されたことを機に実現した。自身も田名小の出身という同推進室の榎本幸二さんが講師となり、オンライン会議アプリを通して参加。SDGsの語源や他国の窮地、取り組む意義などを説明し、「達成に向けて大切なのは仲間をつくること。勉強したことを発信して、世界を良くしよう」と呼び掛けた。児童たちは投げ掛けられたクイズで元気いっぱいに手を挙げて参加したり、終了間際まで質問するなど真剣に取り組んだ。
授業後には、同校PTAがSDGsの普及を目的に独自に制作した缶バッジが児童に贈られた。「田名小SDGs」と描かれた缶バッジを手にした望月ほのさんは「世界のためになると知って興味がわいた。缶バッジはバッグに着けたい」と授業の感想を話した。
榎本さんは「いい質問が多く、昨年に比べて浸透していると感じる。今の子どもたちが(SDGs達成目標の)2030年にどんな大人になっているのか楽しみ」と期待を寄せた。
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