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建設業担い手確保に注力 市、環境改善や魅力向上へ

文化

公開:2021年5月20日

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 相模原市は現在、将来にわたり公共工事の品質を確保するため、建設業の担い手となる人材の育成・確保に向けた取り組みに注力している。

 建設業界は、社会資本の整備や災害復旧など、地域の安全を支える不可欠な存在とされる一方で、他産業と比べて休日が少ないなどといった現状から、全国で若年層の従事者が減少。加えて、高齢化も進んでいる。

 相模原でも同様の傾向がみられるため、市は就労環境の改善や業務の魅力を向上させ、人材を確保、育成するための取り組みを進めている。

 具体的な取り組みとして、公共工事で週休2日を実施する建設業者に対し、市が施工者を選出する際に使う「工事評価」を加点する制度を2019年度より導入。昨年10月には、業者が週休2日制を導入する際に必要となる費用を工事費に計上する制度を加えて改定した。今年4月から原則すべての工事を対象に行われることになった。

技術者表彰も導入

 次に、15年から行われている優良工事表彰に加え、新たに「優秀技術者表彰」を来年度から実施する。これは、今年4月から来年3月までに完成した、評価点の高い市の工事を担当した監理技術者や主任技術者を表彰する制度。個人を表彰対象とすることにより、技術者の処遇や建設業全体の魅力の向上などが期待される。表彰は、来年8月に優良工事表彰と同時に実施される予定。

 そのほかにも市は、工事の発注時期の平準化や、適正な工期設定、業界全体のデジタル化を進めるためのリモートを活用した工事評価などに取り組んでいく予定だ。市の担当者は、「建設業界全体のイメージ向上を図って、人材確保・育成につなげていきたい」と話している。

 問い合わせは、市技術監理課【電話】042・769・9256へ。
 

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