市が制定した6月13日の「はやぶさの日」にちなんだ恒例のイベントを、今年ははやぶさ2カプセル帰還成功を記念して規模を拡大して行う「はやぶさWEEK」のオープニングイベントが5日、淵野辺駅北口で開催され企画を通じて宇宙の魅力などが示された。この模様は特設サイトからオンラインで配信中。
はじめに、淵野辺駅北口を中心とする「にこにこ星ふちのべ商店会」の名誉商店会長にこの日に就任した市出身の人気声優・畠中祐さん、同商店会の萩生田康治会長、本村賢太郎市長が記念にサインを施したデザインマンホール蓋を披露。津田雄一はやぶさ2プロジェクトマネージャもリモートで出演し「こうしてはやぶさ2が残ることがうれしい」と喜んだ。解析中の試料にも触れ、「相模原から世界にこのサンプルが配られることは誇り」と笑顔を見せた。
続いて、同商店会が進めるはやぶさグルメ・グッズを畠中さんが紹介。軽妙に品々を説明し萩生田会長との掛け合いで盛り上げると、最後に日本初のチアリーダーとされる浅井直湖さんが考案した「はやぶさ体操」をお披露目。はやぶさ2のストーリーに合わせた体操で、日本宇宙少年団相模原分団の子どもたち、ノジマ相模原ライズのチアリーダーズ・サンズのメンバーも加わって一斉に取り組むと、会場からは大きな拍手が送られていた。分団の佐藤有理さん(10・区内在住)は「(イベントによって)宇宙のことを知ってもらえたらうれしいし、私ももっと知りたい」と話し、宇宙の楽しさ、探求心を新たにしていた。