女性の人権・地位向上をめざして活動している奉仕団体「国際ソロプチミスト相模」(本間セツ会長)は3日、市役所前で献血を呼びかけた。
県赤十字血液センターが実施する献血活動に協力するもので、同団体が毎年6月の恒例事業としている。
当日はメンバー8人が参加。朝から夕方まで交代で通行人に向け献血を呼びかけた。結果、56人から申し込みを受け、そのうち52人からそれぞれ400ミリリットルの血液の提供を受けた。本間会長は「はっきりと献血の意思を示して来られる方も多く、積極的なご協力に感謝している」と話した。
国際ソロプチミストは管理職や専門職に就く女性による世界的な組織。同相模は1985年に発足し、献血のほか、奉仕活動を通じて児童養護施設を退所する女性の自立、市内小中学校や高校の教育、若者育成などを支援するための寄付などを継続して行っている。